蝸牛記


日々の暮らし 読書メモ 観劇(レ・ミゼラブルなどミュージカル中心)メモ(筧利夫さん・今拓哉さん中心) 旅行メモ・最近は宝塚にも手を広げてしまいました。
by moriko1012
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蜘蛛女のキス 1/24

アルゼンチンの作家マヌエル・プイグの原作小説はだいぶん昔に読んだ気もしますが、途中でやめてしまったかも…。手元に本がないので、どこにいったのやら。演出は荻田浩一氏。一昨年、宝塚歌劇団を退団し、多くのファンを残念がらせた方です。バビロンとか、凍てついた明日とか、いいですよねぇ。個人的には大運動会の星組の入場行進の演出は神、と思っております。

さて、ミュージカル版では蜘蛛女(オーロラ)が実際に舞台に登場するのですね。2007年版ではコムちゃんがやってたはず。金志賢さんは四季で、もう何年前でしょうか、全国ツアーでマグダラのマリアを拝見したと記憶しております。力強く、素晴らしい歌声でした。時にぞっとするような、背筋がぞくぞくするような感覚をミュージカルで感じたのは久しぶりでした。また歌だけでなく、ダンスもかなりあって、ばりばり踊っておられました。
おいくつなんでしょう…。すごい!の一言です。
石井さんモリーナ、浦井くんヴァレンティンは再演キャストだそうです。石井さん、熱演。こんなにゲイ役ができる方だとは…、歌の人、という印象だったのが、ヒギンズ教授で大きく変わった石井さんの新たな一面を見せていただきました。たたずまいとか、ちょっとした仕草も「らしい」ので、だんだん可愛らしいような気持ちになってしまったのも、彼の演技の深さのなせる業でしょうね。
浦井くんは、シラノ以来かな。シラノのときよりだいぶん、絞ってらしたようでした。甘い歌声はさすがです。でも、2幕最初あたりの歌なんかは凄みも入ってきて、もう浦井「くん」じゃないような印象を受けました。
あと、お母さんの初風さん。相変わらず温かな歌声とモリーナ(ルイス)に向ける優しいまなざしが印象的でした。刑務所長の今井さん、蜘蛛女の影?みたいな辻本和彦さん(すごい身体能力!シルク・ド・ソレイユ仕込みとか)などなど印象的。アンサンブルさんがどなたも芸達者でコーラスや、ダンスナンバーの完成度が高かったです。

演出は、「映画」をイメージさせるプロジェクター映像や、昔の映画にあるような「ブツっ」というような効果音など、20世紀の南米のじめっとした暗さ、みたいなイメージをうけました。耽美、な雰囲気は荻田氏独特な感じとでもいうのかな、モリーナの出所前夜のシーンの映像は、「絡み合う手」←この撮影どんな感じだったんだろう…だけってのが、エロスでした。

救いがないといえば、ないけど、「愛」とは何なのか、「愛」は人をどう変えるのか、「愛」について考えさせられる素晴らしい舞台でした。初日だったようで、ロビーにはそうそうたる方からのお花が。
あすかちゃん(遠野)から初風さんにきてました。

重いですが、素晴らしい舞台です。お時間のある方、是非どうぞ~。2月7日まで池袋の東京芸術劇場中ホールで。
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by moriko1012 | 2010-01-24 22:20 | 観劇レポ
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