蝸牛記 |
by moriko1012
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今日はまずビックサイトでやっていたマルイのバーゲンに行ってました。
今日が最終日とあって到着した12時前には会場は人だらけでした。 人混みにもめげずにジャケット←黒で綿ストレッチのかっちりしたやつでスリーシーズン活躍してくれそう と黒とベージュのバックストラップパンプスと時計などをゲットしました。ほくほく。 妹と別れて日生に向かうころからパラパラ雨。劇場は意外と子供連れやファミリーも多い。日曜ソワレってそんな傾向あるかも~。私の隣は5、6歳の女の子とお母様、しかもリピーターらしかった。いいなぁちっちゃい時からこういう経験させてもらえるなんて。集中してたみたいで全然騒いだりしないし(当たり前だけど)感心しました。 そして怒涛の観劇レポなのですが空腹なので食事後に! ジンギスカン食べちゃいます。 レ・ミゼラブル4/23ソワレ お席 I列下手センターブロック ジャン・バルジャン 別所哲也 ジャベール 今拓哉 ほか 別所バルジャンは本当に演技が深いと思う。相変わらずのマリウスラブっぷりを発揮。少しお疲れモードだったかも。銀器を盗んで逃げる時に鞄が机に引っ掛かってちょっと焦ってたかな? 今回初めて気付いたことをいくつか。やがて~時が来て教えるだろう♪の所で神が~で手を天に向けていた。バリケードでマリウスを初認識したのがはっきりわかった。そもそもバルジャンは手紙で名前は知っていても顔までは知らずにバリケードへと向かうわけです。でマリウスを認識するきっかけは恵みの雨のあとの、アンジョルラスの「マリウス、少し休め」なんだと思う。ここで別所バルジャンは、はっとしたようにマリウスを見つめ、彼の所へ近付いていき「彼を帰して」に続くという感じです。 あとマリウスを下水道に連れて行くときにうめきながら、右往左往していた姿がある意味ちょっと笑えてしまいました。そして今日のエピローグ。途中から別所バルジャンは涙を本当に流していて、回りもつられて涙涙でした。もちろん私を含めた周りも流れる涙を抑えることが出来ません。 特に「私は、父じゃない」であんなに涙が出たのは初めて。別所さんはかなり溜めて歌うかたなのでちゃんとオケを合わせるのは難しいだろうなぁ。今回のお席からは指揮者がよく見えたのも興味深かった。 今ジャベール。今回はなんと言っても自殺での歌詞とばし。 「俺を殺すのが~」と歌い始めるところを「俺が~」と始めてしまって、「無言…あいつの権利~」となってしまったのかな。その後動揺されたのか、「心が乱れる~」を「震える~」となってました 。胸に手を当てる動作をされたのは落ち着かせるため? 本当にびっくりしました。もちろん人間なので歌詞間違えというのは有り得る事態ではあるのですが、私の知る限りにおいては今さんはそういうことは少ない方だと思う。歌詞をとばすほどボルテージが上がっていらしたのかは定かではないですが、狂乱状態はいつも以上の激しさでした。でも髪も落ちてこなかったのでなんだかトラブル続きの自殺でした。今さん贔屓の私としては、役に入りすぎていて我を忘れてしまったのでは?とも思ったりして。あまりにもの迫力か、歌詞とばしに驚いたのか拍手もワンテンポ以上空白があったように思った。 とにかく冷や汗をかいてレミゼを観たのは一月梅芸でのベガーシーンのコングテナルディエの「被害者なしなら帰っていいね~♪」の二回歌いを観たとき以来です(あ、このときのジャベールは今さんでした) 別所バルジャンはとにかくジャベールをじーっと見つめるのです。これでもかってくらい。バリケードのシーンでも長かった。その視線のぶつかり合いがすごくて、あぁ、ここからジャベールは狂気にむかっていくんだろうなといまさらながら納得させられた。 話は戻りますが、相変わらずの警棒ぐりぐり振りは激しく、両手ひろげなんかの手の動作も大きいです。あとファンティーヌの逮捕のときとかの冷たい視線や、部下を警棒で指示するところも冷徹なところが垣間見られて、激情に駆られているときとの落差がはっきりと見えていいですね。 岸さんアンジョルラス、本当に熱く素晴らしくなっていました。梅田楽のときよりも、あの中日のときよりも数倍熱い!お姿(もう”お”をつけるしかない)もますます美しく、神々しく…。まさにカリスマアンジョルラスです。個人的にあぁ!と感じたのは弾を取りに行こうとするマリウスをとめ、代わりに行こうとするバルジャンにも「だめだ!」と叫んだところと、やはりDrink with me のところのグランテールとの視線のやり取り、マリウスへのまなざし、何と言っても最期の「世界に~自由を」の絶唱でしょうか。伊藤グランテールとの組み合わせもいいですね。カテコでも仲良しさんでした。 この熱いアンジョルラスにつられたわけではないと思うんだけど、泉見マリウスも久しぶりに観たらいろいろと進化(深化)していた。彼を良く観たのは2005年の帝劇。こう言うとかなり語弊があるかもしれないけど、泉見マリウスは私の中ではコゼットラブラブ(周りなんか見えない)マリウスだったのだけど、今回はそれだけではなくて、革命について苦悩するところも見え隠れしてよかったと思う。恵みの雨では涙を本当に流していたんじゃないかな。彼のマリウスはエポニーヌのことを妹みたいに思っていたのかなぁ。髪を触られて「なんだよ~」のところは笑っているし、マリウスにしてはエポニーヌを認識しているほうかも。それはそれでかなり切ないんだけど。カフェ・ソングは汗もかき涙も流しの熱唱。途中で立ったのには驚いたけど。(マリウスが立ったよ~って驚きでした。岡田さんは立ってないよね?確か←記憶の混乱)バルジャンの告白のあとの対応は本当にバルジャンと離れたくないって幹事でしたね。個人的には岡田さんの梅田からの解釈のほうが好みですけど。 笹本エポニーヌ。彼女はここのところずっとレミゼからは離れていてホントに久しぶりのエポニーヌ(なのに楽!)ストプレもミュージカルもいろいろ体験されてしっかり肉としてエポニーヌに生かしていたように思う。楽だということを認識していなかったので、途中あたりからなんか、すごく力(悪い意味ではなくて)入ってるなぁと感じました。恵の雨あたりは凄かったです。 カテコのあいさつで「オーディションの頃は進路の岐路で…」のようなことを言われてたとき、自分の生徒も同じように進路をいろいろ悩んでいるなぁと、彼女もそんな時期があったんだなぁと感慨深く感じました。別所さん今さんに引っ張られていたのが可愛かったし、別所さんにキスされていたのも微笑ましかったです。(今さんも、キス!の雰囲気だったけど照れてて結局されなかった。バルジャベから両ほほにキスされるエポニーヌの図はかなりうらやましい(違)素敵な構図だと思うんだけど)そういえば今さんの拍手制止の手振り久々に見たなぁ。 佐藤さんテナルディエはプリュメ街を襲撃するとき門扉前を通るときジャケットで顔を隠すしぐさをするんだけどそれがコミカルで笑を誘っていた。瀬戸内さんはこわ~いマダムにますますなってます。リトコゼじゃなくてもビビルね、あれは。 大久保君のガブローシュ久しぶりでしたがちょっと見ないうちに大きくなったなぁと。局田さんのラブリィレイディや結婚式のドレス姿可愛かった。 カテコ最後は恒例の別所バルジャンの井料ファンティーヌお姫様抱っこくるくるで〆。 24日ソワレのレポも長文必至です。 あ、ジンギスカン美味でした。お近くの方は行ってみて下さい。割とお安めですよ。 ヤマダモンゴル
by moriko1012
| 2006-04-23 21:00
| 観劇レポ
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