蝸牛記


日々の暮らし 読書メモ 観劇(レ・ミゼラブルなどミュージカル中心)メモ(筧利夫さん・今拓哉さん中心) 旅行メモ・最近は宝塚にも手を広げてしまいました。
by moriko1012
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鹿鳴館5/4マチネ

早朝東京駅に到着。今回はいつもより広めの座席でしかも隣が空席だったためあんまり疲れなかったな。そのまま御徒町の燕湯さんへ。ここは都内で最も朝早くから営業している銭湯で、夜行バスで東京に着いた日は必ずといって良いほどここを利用してます。
地元の常連さんらしき人に混ざってご同輩らしきお嬢様もちらほら。たっぷり時間を使って身支度を整えたあと、国立近代美術館へ。藤田嗣治展を観にいったんだけど、開館時間を勘違いして九時に行ったら10時だった・・・。それでも15分ほど早く開館してもらえたのでラッキーでした。常設展もみてから会場を出るとすごい行列でした。この間の書の至宝展でも思ったけど、人気のある美術展は開館前から行くに限りますね。

藤田氏は生誕120年ということでテレビや雑誌なんかで特集を良くやっていたので興味を持ってはいたんだけど改めて作品を通して鑑賞すると、ますます興味深いですね。戦争画云々についてはいろいろと考えさせられるけど、藤田氏自身は芸術家としての一個人の立場を全うされたんだなぁと思いました。そして結果的に彼は日本国籍を捨てるわけだけれど、彼にとって日本という国が狭すぎたのならそれはそれでありなんじゃないかなぁと。そもそも芸術に国なんて関係ないんだから。(でも一番国や権力に翻弄される立場でもあるんだけど)
乳白色の肌はとても透明感があって素敵でしたね。青年期と晩年期の色のタッチが少し似ていた気がして、回帰していったのかなぁとも思いました。

常設展はさぁ~っと観ただけなんだけど、嬉しい再会がありました。東山魁夷の「道」という作品です。これは、もう10年以上前に(多分小学生か中学生)名古屋であった東山魁夷の展覧会で一番印象に残っていた画だったのです。もはやこの美術館の所蔵作品だったとはねぇ。
いやはやこんなこともあるんですね。

んで、初自由劇場ですよ。お洒落な雰囲気で客層も落ち着いた感じ。

お席A席12列下手(ここからでもかなり舞台が近く感じました。四季の劇場ってどこも舞台が近くて良いです。○劇とかA席クラスだと、この二倍は遠いですもんね)

キャスト
影山悠敏伯爵 日下武史
同夫人 朝子 野村玲子
大徳寺侯爵夫人 季子 末次美沙緒
その娘 顕子 岡本結花
清原永之輔 岩瀬 晃
その息 久雄 広瀬明雄
飛田天骨 志村 要
女中頭 草乃 中野今日子




全体として、上質で緊密な舞台でした。まずスゴイ台詞量です。半端じゃないです。それを各キャストがよどみなく演じる様はさすが、稽古のしっかりした劇団四季だと思いました。特に日下さん野村さん末次さんは流石でした。
話の筋としては、三島らしい華麗さと難解さを伴ったもので、予習をしていかなかった私としては所々難しいなぁと思ってましたが、だからこそ集中して3時間観ることが出来たのかもしれません。
特に終盤の畳み掛けるような展開は良かったです。ただ草乃の心変わりあたりのくだりは、ちょっと微妙だなぁとは思いましたけど。三島さんの女性観なのかなぁ。

セットもなかなか素敵でした。衣装も森英恵さんの華やかな雰囲気が劇とぴったりでした。後半の舞踏会のシーンの演出はなるほどと思いました。

カーテンコールの最後には三島由紀夫氏のポートレイトが降りてきて、キャストも拍手。今回の公演は浅利さんが三島さんに捧げたものなんだなぁとしみじみ思いながら劇場を後にしました。

プログラムも充実したつくりでお徳感がありました。5000円でザ演劇!を味あわせていただきました。
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by moriko1012 | 2006-05-09 21:53 | 観劇レポ
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