蝸牛記 |
by moriko1012
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今週末にMAとトーチソングトリロジーとMr.Pinstripe(得チケでましたね~、お近くの方は是非!)をひかえてこの週末は土曜日に金沢へ日帰り温泉でした。兼六園には学生時代何度か行ったり、花見したりしてましたが、お金を払って入園するのは初めてじゃないかな。(前は県民無料の日とか、無料開放の日に行ってたので)
紅葉が綺麗でした。日影はちょっと寒かったけど良かったです。ついでに石川門の中と三十軒長屋を特別開放していたので見学してきました。実は初めて金沢城って行ったのですが、門内の柱や梁などは今ではないようなどっしりとしたものがあって、普段入れないことも併せて、お得な気分に。 日帰り温泉は、寄り道が多すぎたので一度しか入れなくて残念でしたが、久しぶりに観劇じゃない「秋の日」を満喫しました。 さて、週末のMr.Pinstripeを終えると、いよいよ今さん久しぶりのストプレ「ブルックリン・ボーイ」です。気が早いですかね~。 以前のエントリーでも触れましたが、先週読了したので、ほんの少し。 二幕もので、それぞれEricと父親、友人、妻、女子大生、映画プロデューサーと俳優、そして友人(と父親)の六場で構成されています。基本的に浅野さんが出ずっぱりで、二人芝居が続く感じかな。神野さんが奥さんということと、月影さんが女子大生というのは兵庫芸術センターの公式でも触れられているので、阿知波さんが映画プロデューサーになるわけです。で、Ericの幼馴染のIraを石田圭祐さん、父親を織本順吉さん、そして今さんは俳優役のTylerということで良さそうです。だから、今さんも含めて浅野さん以外の方は出番は限られますね。 全部読んでみて思ったことは、これを翻訳して日本人に理解してもらうのってかなり難しいのではないかしら?ということ。Ericはユダヤ系なわけですが、故郷であるブルックリンを出て、ユダヤの慣習からも離れて暮らしているんです。でも、売れない作家だった彼の出世作「ブルックリン・ボーイ」はユダヤ系青年の話なわけで…。日本人には希薄な「identity」の問題がこの話の根底にはあるように思います。「自分はいったい何者なのか」う~ん難しい問題です。会話のやり取りではコミカルな部分も多いので面白いとは思うのですが、時おり出てくるヘブライ語には悩まされましたね~。辞書引いても出てこないんだもん。そうそう、このヘブライ語をどう扱うのかな~とも思いました。全部日本語にしてしまうと、なんか変なようにも思いますし。個人的には、父親とのシーンが良かったな~。 今さんの出番はそんなに多くはないです。Tylerは子役からならしている、売れっ子俳優です。ルックスもいいのですが、演技派俳優としてやっていこうとしているらしく、かなりのこだわりがある模様。「ブルックリン・ボーイ」の映画化で、主役にキャスティングされた彼はEricに会いに事務所へやってくるのです。そこで、あるシーンを演じることになります。 つまり今さんは、俳優Tyker自身と、Tylerが演じるKenny(確かあっていると思うけど、本を職場の人に貸してしまったので間違っているかも)を演じるということになります。ここが(今さんファン的には)注目じゃないかな~。で、Tylerとホン読みをしていたEricが突然あることに気付くんです。まぁこれは作品の核心に触れてしまうので、割愛しますが私としては、ここを浅野さんと今さんがどんな風にみせてくれるのか、楽しみです。 というわけで、自分的にはネタばれしているブルックリン・ボーイですが、日本語にするとどうなっているのか、演出がどんな感じか今から楽しみになっているのです。 あ、ブルックリンボーイの原作脚本はamazonで購入できます。興味のある方は是非。
by moriko1012
| 2006-11-20 15:30
| 今拓哉
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