蝸牛記 |
by moriko1012
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ネットカフェからこんばんは。
昨日6/9ソワレそして、本日6/10マチソワとレ・ミゼラブル自分的スタートダッシュでございました。今さん仲間(と申し上げてもよろしかったでしょうか?)の方とお会いする機会もあり大変充実した2日間でした。 とりあえず記憶の近い本日ソワレから行きます。バスの時間までアップできる限りしてみます。 今井さん初日です。キーヨは私の(少ない)経験則からいって、わりとスロースターターなところがあるので、実は今日はどうかしら?とも思ってはいたんです。しかしさすがに長く演じているジャン・バルジャン、初日からきっちり魅せてくれました。 キーヨバルジャンといえば、「コゼットマイラブ」が合言葉です。(勝手に設定)今日のコゼットは昨日拝見した菊池美香さんでした。かなりコゼットをかまってましたね。マリウスとの出会いの場面では中に割って入り、胡散臭そうにマリウスをチェックです。その後、マリウスの手紙を勝手に読んでしまうところでは、「君の愛を知った今~」あたりから「マリウ~ス~」まで感情の高ぶりが、別所さん橋本さんに比べて段違いです。昨年は、19年も刑務所にいたとは思えないほど、体格に恵まれたバルジャンでいたが、ほんの少し痩せたかもしれません。 あと、今回鹿賀さんとがっぷり四つに組んでいたと思いました。昨日の別所さんが、御大への遠慮がほんのり見え隠れしていたのとは対照的に、ぜんぜん負けてなかったです。所々で粗暴な雰囲気もかもし出してました。特にバリケードではジャベールを押し出し?突き出し?てました。話は前後しますが、対決もマチネの橋本今組が、ちょっぴり消化不良だったこともありますが、大迫力でした。キーヨバル凶暴すぎ。声も怖かったし。でもファンティーヌに接するときは本当にやさしいのですよ。「あたためよう」でも手にキスも健在です。あと、やっぱりキーヨの「彼を帰して」は絶品。ご本人も、最後超ロングローンで、盛大な拍手が。下水道でのジャベールとの対決では、「24653~」と呼びかけるジャベールに対して、「何もわかってないな~」という雰囲気で首を振っていたのが印象的でした。それを見送ったジャベールが音を立てて崩れていくさまといったら…。(涙)臨終のシーンでは、声が詰まるほどの大熱演。菊池さんも、ウエディングドレスのすそ裁き、昨日よりよくなりましたね。キーヨバルジャンの安定感に拍手を送りたいです。 そして、鹿賀ジャベール。昨日は良くも悪くも鹿賀さんでした。時折ジキルとハイドが混じっていたようにも思いましたし。しかし、今日はばっちりジャベールでした。スターズも、自殺もよい意味で力の抜けた、そこにジャベールがあたかも存在しているかのような感じを受けました。とても抽象的ですが。歌も、一昨年のSPの時よりバージョンアップしている気がします。鹿賀節があまりでなかったせいもあるかな。今井さんとのバランスもよかったです。 岩崎ファンティーヌ。かなり楽しみにしていました。といいますのも、昨日、本日マチネで拝見したファンティーヌがいまいち自分の中でしっくりこなかったんです。岩崎さんのすごいところは、声のトーンが自在ってことですね。夢破れての一曲の中で、夢を見ていた年若かった自分と、現在の自分を演じ分けてたと思います。そして、ラブリィレディのところは相変わらずどすが利いています。凄腕の娼婦って感じです。でも、なくなるシーンでは儚げで可憐。すごすぎです、岩崎さん。 岡アンジョルラスは、泉見マリウスがお気に入りなのでしょうか?思いっきり抱きしめてましたね。岡さんのアンジョルラスはマリウス大好き!っていうのは前からも思っていたことですが、今日はよりそれを感じましたね。前回のSPよりも調子もいいし、アンサンブルさんともけっこう上手くいっているのかな。まえは、孤高すぎて浮いちゃった感まで漂っていましたが、今回はかなりコミュニケーションとってたし、いい意味でのカリスマ感はそのままあったと思います。そして結婚式の給仕では相変わらず笑わせてくださいます。今日は阿知波マダムのスカートかなりめくってましたね。最後のステップは昨日のほうが軽やかだったかな。三角行進のにっこにこもいいです。あと、バリケードかなんかで、クールフェラック?フイイ?の腕を取っていたのにも驚き。グランテールにも結構かまってたかな。 泉見マリウスは、前回かなり見直した、というと偉そうですが、ので今回も期待してました。よかったです。カフェ・ソングは胸に迫りました。綺麗に歌うだけじゃなく、台詞として、また感情の流れにそった歌い方になっていたとおもいます。結婚式での「化かせると思うか」あたりの解釈がほかのマリウスと違う気がしました。ほかはかなり怒っているんですが、泉見さんのは、小馬鹿にした感じとでもいえばいいのかしら? 知念エポニーヌ、う~ん声の感じかわったかな?ちょっと作りすぎかもしれません。コゼットよりはあっている気はしますが。もう少し後で観たらまた変わっていそう。 阿知波・斉藤コンビも最強ですね。結婚式で斉藤さんこけてました。あいかわらず存在感のあるテナルディアです。強盗に入ろうとするシーンで、エポニーヌを足蹴にするところが、怖すぎです。でも好きです。阿知波さんも小芝居たくさんあって面白すぎ! 1階のQ列上手センターブロックだったのですが、かなり観にくいところもあって首が痛くなりました。音の迫力はやはり1階席はいい!と思いましたが、あそこ13500はちょっと高いんじゃないかな~。 あれなら、S列以降のセンターで観たいですね。まぁ、今回は観られただけでもいいと思わなければね。 リピーターが多い公演だったのでしょう。拍手も普段ははいりにくい下水道のテナルディエのところ、司教様のソロ、ABCカフェの「むれとなりーてー」の後などもばっちり拍手ありました。 カテコも大盛り上がり。ブラボーさんまで頑張ってましたね。かなり近くでしたよ。 これで、6月のレミゼは終わりです。次は7月29日マチネ(あれ、いつの間にふえたのかしら)今井阿部というかなり濃ゆい組み合わせです。その前にも突発で観られる可能性もあるので、楽しみにしていたいと思います。
by moriko1012
| 2007-06-10 22:48
| 観劇レポ
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