蝸牛記


日々の暮らし 読書メモ 観劇(レ・ミゼラブルなどミュージカル中心)メモ(筧利夫さん・今拓哉さん中心) 旅行メモ・最近は宝塚にも手を広げてしまいました。
by moriko1012
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

欲望という名の電車

観劇が続きます。
M!マチソワ
テイクフライト
音二郎
テイクフライト
俺たちは天使じゃない
んで欲望という名の電車です・・・。
これでとりあえずの小休止です。今度は年末の野田秀樹「キル」です。

さて、昨日はぎりぎりまで迷っていましたが、主催者に電話したところ当日券は余裕があるとのことでしたので、定時ダッシュで突撃しました。夕方の金沢市内は渋滞がひどいのですがなんとか開始2分前には会場入りできました。席は当日券にもかかわらず8列目の下手サイド。
あまりにもの突撃だったためオペラグラスをもっていなかったのでラッキーでした。
ストプレは表情もみたいですから。
さて、以前は観光会館という名称だったこのホール、学生時代には何度か定期演奏会でたったこと、コンクールでたったこと、など大変思い入れのあるホールでした。
10月から、金沢歌劇座なんていう一見恥ずかしい名称に変更になりましたが、中身は何も変わってはおりませんでした。

座席に着くと、息を整える暇もなくスタート。セットは二階建てになっていて、奥行きもそれなりにある感じに見えます。(みせかけですが結構効果あります)ついたてが微妙にすけるのですが、なんの素材なんだろう、気になる!紗幕っぽい効果にもなってました。全体にすすけた印象で、ホコリっぽさがでてます。


篠井ブランチは、客席通路を通って登場です。ほっそ!トーチソングのときはゲイの役だったので「あくまで男性」なのですが、今回はすごく「女性」を感じました。でもたんなる女性で終わらせないところが、篠井ブランチのすごさなんでしょうねぇ。ラストあたりの叫びは女声ではなかなかだせない、ドスのきいた声でゾクゾクしましたよ。物腰もたおやかで、ブランチのいうところの「品」があったなぁ。
衣装はなんで黒なんだろ、とはあまり深く考えてはいなかったのですが、ラストが白だったので、(まわりの女性が黒になっていて引き立たせていた)勝手に、まえの黒はブランチの内面に溜まっていた「何か」か、彼女が受けた「汚れた何か」に染まったもの、もしくはそれらを覆い隠すためのもの、もしくは「亡き夫への喪服」かなぁと、そしてすべてが「流れて」しまったので「リセット」や「無邪気さ」をあらわす白になったのかなぁと解釈していました。最後はブランチの葬送シーンということでほかの二人は喪服なんでしょうね。
脚本を読んでいないので、ト書きに指定があるなしはわかりませんけど。

全体的に暗いし、救いのない話ですが、かなりカリカチュアされていると思うけど、誰でもブランチみたいな部分ってあると思います。自分を都合のいいように装うことや、変な意味ではなく「世間」というものに汚されていくというか・・・。たぶん大概の人はそれに支配はされないし、折り合いをつけていく、みたいに生きてるんだと思います。スタンやステラ、仲間たちはそうだったんだと思う。白、ではないけどグレー、みたいな。
「私はいつも見ず知らずの方のご親切におすがりして生きてきましたの」という終盤のせりふは、決定的に彼女の問題をついているわけで、「すがりたい」と思うけど、それだけでは生きてはいけないことに彼女は気づくことができなかったんだなぁと、それがブランチの哀しさなんだなと感じました。

北村スタン、良かったです。ダメ男っぷりが際立ってる。小島さん、二回目の拝見ですが、前よりぐっと良くなってます。表情が生き生きしていて素敵でした。声も通るし。

医者の役の方が登場した時、あぁこれが北村和夫さんがやりたいと仰っていた役なのね、と思い感慨深いものがありました。

カテコでは、篠井さんが何度も「長時間ご覧くださってありがとうございます。もう10時になろうとしておりますので、次は新潟に移動で、すぐばらさなきゃならないので」みたいなことを仰ってました。30年前に杉村春子ブランチ、北村和夫スタンで、同じ劇場で観たこと。その同じ劇場で演じられて、感慨深いというようなこと、そして北村さんのお父様はきっとこの辺で下手の上あたりを指して「ここら辺にいらっしゃったんじゃないか、もしかしたら北村君に憑依していたんじゃなかい」とも。

北村さんも、「心を込めて、特別な気持ちで演じました」」というようなことを仰っていました。

あとは、永島さんのフランス語なんですが・・・。意図としてはわかるんです。デュボワ家はフランス系だし、フレンチ・クォーターはその名のとおり、もともとはフランスの植民地ですし。
でも、でも、もうちょっと発音がんばってくださいな。聞き取りやすいといえば聞き取りやすいんだけど・・・。ブランチの借金の書類を見ているスタンに「ご主人、これは何?」とか言ってるのが、最近フランス語からめっきり遠ざかっている私も理解してしまうくらい「ハッキリ」発音されていたので・・・。流れるような、というのがフランス語の醍醐味だと思うのですが・・・。演出の意図としてはことばの意味なんて二の次で雰囲気というか、空気がそこに必要だったのでは?と思ってしまいました。

あ、でも永島さんフランス人とのハーフなんですねぇ。むーん。

最後に「ほんとうは家族親戚同級生先生・・・・・・お一人お一人にお会いしてご挨拶しなきゃいけないんですけど、時間がないので、高いところからではございますが・・・ありがとうございました」というような感じのこと仰ってはけていかれました。

今日休みなので早々にアップ。あー、洗濯しなきゃ。
[PR]
by moriko1012 | 2007-11-29 10:27 | 観劇レポ
<< 鳥取岡山の旅マイナス1日目。 欲望という名の電車 >>


カテゴリ
以前の記事
MURMUR
お願いとお断り
※コメント・トラックバック歓迎です。ただしブログに無関係のコメントなどは、予告なしに削除させていただきます。
(マルチポストコメントと思われるので意味ないかもしれませんが、とりあえず掲載します)

LINK
TOSHIO KAKEI
筧利夫氏の公式ページ。
ブログの更新結構頻繁です。

私が一方的にですが、「今さん仲間」と思っている方々のブログ。
続・徒然@篠文鳥
歌う風のように

今後の観劇(散財)メモ
1/21 18:30
相棒
日本青年館
1/30 15:30
カサブランカ
東京宝塚劇場

にほんブログ村 演劇ブログへ
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧