蝸牛記 |
by moriko1012
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今日も忙しかった…。椅子にゆっくり座れたのが、会議中のみってどうよ~!いや、デスクワークじゃないのは百も承知ですけど、明日はもう少し、マイペースに仕事できるといいなぁ。
さて、先日1Q84、読了しました。 う~ん、「世界の終りとハードボイルドワンダーランド」のように二人の登場人物の章が交互に書かれていて、やがておおきなうねりの中でふたつが溶け合う(っていうのかな)のは、筆力だと思います。村上さんぽい、といえば、青豆も、天吾もそういう人物です。 宗教団体は、いくつかの実在のものにフィクションが少々、というかんじです。村上さんが「アンダーグラウンド」などの一連のルポルタージュを通じて、「何か」が変わって、それからの作風も微妙に変化していたのは周知のことだと思いますが、今回の作品にもかなりはっきりとした形で表れていたんじゃないかな。 イェルサレムでの受賞スピーチで、お父様が亡くなられたことを知りましたが、天吾が臨終まぎわの父と向き合うシーンの描写は、静かだけれど、ずしんとするような感じも受けました。 月が二つある、本当の世界で生きていくこと。でもどんな世界であろうと、自分は自分であり、生きていかなければならない。或る意味かなり前向きなかたちで最後は締めくくられていて、でもなんだかすっきりしないところも多々あるのはお約束なのかもしれません。(というか、BOOK3がある、ということなのかしら←ねじまき鳥クロニクルのように) かなりざっと読んでしまったので、時間のあるとき(くるんだろうか)に読み直したい気もします…。 巷ではとても売れている、らしい、1Q84でした。
by moriko1012
| 2009-06-10 23:29
| 雑記
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