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蝸牛記


日々の暮らし 読書メモ 観劇(レ・ミゼラブルなどミュージカル中心)メモ(筧利夫さん・今拓哉さん中心) 旅行メモ・最近は宝塚にも手を広げてしまいました。
by moriko1012
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薔薇に降る雨 Amor それは…

宙組の主演コンビの退団公演。宙組は年末のパラダイスプリンス以来ですが、大和さんも陽月さんもこれからますます活躍、って時でとても残念です。さて、ミュージカルから。
個人的には正塚さんは好きな作家さんですが、正直「ふつー」です。話が読めてしまう~。彼の話はどちらかといえば、男性主体で進むので(宝塚でいえば男役さんメインなのはお約束でいいのですが)、女性視点があまりにも適当なのが鼻につく時がある気がします。今回は陽月さんのイヴェットの「家を守りたい」ってのはわかりますが、それって北翔フランシス(弟)の立場はなんなんだ~と疑問に思ったり。あ、二人のデュエットはとてもよかったです!美羽ヘレンはちょっと都合よすぎに描かれてて残念でした。(彼女今回最後なのですが頑張ってました!)大和ジャスティン(←これはフランス人の名前としては変な気がします。justinジュスタンかな)は、正塚作品にしては衣装替えもたくさんあって、出ずっぱりで大変そうでした。彼は一応一本通ってるけど、ヘレンに振られたのが理解できないのはどうかと思う…。(設定の問題か)本当に勝手な男だなぁと思うのですが、魅力的に見えるのは大和パワーですね。そうそう、イヴェットとのベッドシーン(といっていいのか?)のダンス、スミレコードぶっちぎってたなぁ。結構直接的な表現のダンスでしたね。そして、その後のホテルのロビーで別れるときに、ジャスティンがイヴェットに「大丈夫か」って言うシーンがあるのですが、これも女性心理としては微妙だ…。んなことホテルのロビーで聞くなよなぁ、と。正塚さん、それは「優しさ」ではなく「傲慢さ」だと思います。
そういう意味では、蘭寿オーランジュ男爵(すごいネーミング…)はいいやつでしたね。かなり「愛するには短すぎる」がよぎりましたが。ただ、悠未グザヴィエへの「貴族と結婚したからといってお前が貴族になれるとでも思っていたのか(こんな感じのセリフ)」は、グザヴィエとの対決シーンであることを考えても辛辣すぎるなぁと。たぶん当時は、階級社会が本当になくなってはいないから、あたり前のセリフと言えば、そうなのかもしれないけど。ちょっとしたセリフや、しぐさで笑いをとっていて、蘭寿さん上手くなったなぁ、(なのに次のトップさんじゃないんですよねぇ←大空さんに他意はないけど、正直思います)としみじみ。主演と二番手の実年齢や経験に大きな差がないからこそのコンビ芸を見せていただきました。
面白いのが寿さんをはじめとする、アルヌー家の人々!いやぁ、面白かった!!これを見に、もう一回は行くでしょう。
七帆さんの会計士はもう少し、セリフかシーンがあればよかったのにと残念。
セットは結構よかったです。衣装も陽月さんはじめ素敵でした。

ショーはまぁ、良くも悪くも岡田さんロマンチックレビュー。デジャブ感ありまくりですが、安定感すら漂います。
大和さん、歌いまくりですがかなり健闘されてます。北翔さんのお歌にまた一段と磨きがかかっていたのが感動でした。音域また広がってたかも。ファンの妹はめちゃくちゃ感動してました。
若さスパークリング(と書くだけでも恥ずかしい)の6カラットさんたち、蘭寿さんの「スパークリング」が「パリ」に聞こえてしょうがないと妹のことば。(それはダンシング・フォー・ユーだよ)そうそう、蘭寿さんの手話付きの「SHE」、素敵でした。後ろでダンスとかなしで、じっくりやっても良かったかも・・・。
デュエダンの風莉さんのカゲソロ、とても優しくてジーンとしました。そして黒燕尾ボレロ!今回のショーはアビヤントのように退団臭がほとんどしませんが、ここはやはりヤバいです。
ロケットは可愛らしいです。研1さん、ここだけかな。
エトワールは美羽さん。大和さんの羽、とても大きいのですが彼女らしいきびきびとした素敵なお辞儀を見せてくれました。明日は「百年への道」出演で、きっと宝塚にとんぼ返りなさってると思いますが、身体に気をつけて千秋楽まで大和さん陽月さんらしい、「今の」宙組さんを魅せてほしいと思います。

そうそう、今回の司会、先ごろ退団された和音美桜さんでした。抽選会も同期のお二人が出てきて(87期が
皆退団してしまいますね)和やかに、面白く進行されてました。彼女の歌、大好きなのでまたどこかでお目にかかりたいなぁと思います。

もう一度は見たいと思います。その前に明日はダッシュで六本木に向かいます。
by moriko1012 | 2009-06-14 22:17 | 観劇レポ
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